東カレでマッチング。
電話を一回挟んでのアポ。
アクアリウムダイニングでのデート。
電話では今まであった男の話で盛り上がる。
ものすごく距離感の近い男やすぐに結婚を迫ってくる男。
そういった共通敵を作ることで二人の距離が近づいていた。
そのうえで臨んだアポ。
店内に集合。
会ってみると想像より美人。ぴちっとしたニットに巨乳が映える。
思わず呼吸が浅くなる。何を隠そう俺は巨乳に弱いのだ。
横並びの席に腰かけ、料理を注文。
相手は飲まないとのことでノンアルでアポをスタート。
事前に読んだ究極理解を思い出しながら、この子は何でこういう発言をしたんだろう、どういう背景があるんだろうと意識しながら話を聞く。
しかし話を聞き出すことに夢中になりすぎたせいだろうか。あまり男女の親密な空気感が作れていないことに気づく。
恋愛話をするもあまり効果なし。相手が実家暮らしであること。今までは彼氏の家でセックスすることが多かったなどが分かっただけだった。
作戦を変更しその状況を利用することに。
泳いでいる魚を話題にあげ、一緒に鑑賞する。一時的にだが距離が近づく。
いけると判断し退店。
ハンドテストを試みるも不発。
二軒目を提案するももう帰るとのこと。
駅まで送って解散。
完敗したアポだった。
考察。
今回の反省点。
相手を魅了する前に相手を知ろうとしすぎたこと。
確かに、自分を理解してくれる人に人は好意を抱くだろう。
ただし、それは自分が相手に価値を感じている場合だ。
全く価値を感じていない相手から知られても恐ろしい、怖いという感情になってしまう。
まずは相手を魅了すること。そのためには魅力的な自己開示が必要だった。
藤沢氏が提唱した恋愛工学。その中でACSモデルが提唱されている。
Atraction(魅了)のフェーズ。Comfort(和み)のフェーズ。Seduction(誘惑)のフェーズ。
俺はAtractionのフェーズを飛ばしてComfortのフェーズに入ってしまっていた。
しっかり順序立ててアポを進めないことには、数々のテクニックもワークしない。
そのうえで現在はどのフェーズにいるかを客観視しながら、相手と状況に合わせてフェーズを進めていくこと。
魅了していない段階での傾聴は単なる媚びとなりうる。
まずは自分の価値を示すこと。そのうえで、君はどうなの?と聞き出していく。
そして深いレベルで分かり合うことができれば、相手とつながることができる。
アポを繰り返すたび、自分に足りないスキル、考え方が見つかる。
だから負けを繰り返していても落ち込むことはない。
必ず勝てるようになる日が来ると思える。
芽が出るまで、水を与え続けるのみである。