東カレで出会った子。
一度電話で話し、盛り上がるも相手から話に興味なさそう、声に感情がこもってないなどの指摘を受ける。
仕事や趣味の話などメインで恋愛の空気感を出せずに通話は終了。
本来は夜ディナーデートのはずだったが、仕事が長引いたため翌朝のデートに変更。
急な変更にも対応してくれており、食いつきとしては十分だったと判断。
まじめなタイプに見えたため、セットアップコーデで王子様のようにエスコートすることを意識してアポに臨む。
朝限定でやっているパンケーキ屋で待ち合わせ。
アプリの写真でみたよりはるかに可愛い小柄な女の子。
おしゃれな店内に喜んでいる様子であった。
仕事など当たり障りのないところから会話をスタート。相手の転職した話からフェミニストであること、フェミニストの主義など信条の話へ。
話がまじめな方向に傾きすぎて、恋愛の空気感を出せず。
1時間ほどで退店し、相手の買い物に付き合ったのち、公園へ。その間も話すが知的な話メインであった。
相手がヒールにも関わらず歩かせてしまい、デートデザインとしても失敗。
早朝の空気感では恋愛ムードを作れない。
公園で1時間ほどおしゃべりして恋愛トークなどしてみるも盛り上がらず。
一応次回のアポの約束は取り付けたが、おそらく破綻すると思われる。
打診するような空気にもできず、あっけない幕切れだった。
今回の反省点。
その一、時間帯の設定ミス。
一流のナンパ師ならばどのような時間帯、どのような場所でも男女の空気感を演出し、ムードを作り出すことができるだろうが、今の俺にはその実力はない。
経験を積むまでは昼のアポはしない。
いまはまだお店の雰囲気や夜の雰囲気に頼っていい。
その二、話題選択のミス。
選択する話題を明確に目的につながるものにする。
アプリをやっている以上、相手にも必ず恋愛に興味がある。
アポして相手が知りたいことって何?
どんな人がタイプなのか、その人と付き合ったらどうなるのか、どんな恋愛をするのか。
相手はそこを見極めたいと思っている。
主義主張を語るなら友達で十分。
俺は恋愛の相手として相手と向き合うんだ。
だから話題にすべきは恋愛のこと。過去どんな恋愛をしてきたかや、付き合ってどうしていきたいのか、どんな理想を抱いているのかを聞き出し、自分が理想の相手としてふさわしいことを示す。
相手をオスとして、男として魅了する。
アポの目的はそれだけだ。ただそれを示せばいい。
あくまで仕事や趣味は導入である。共感を示し、理解を示すだけでいい。
アポの8割を恋愛に関する話題に設定する。
アポの成功のカギはいかに男女の空気感を作りだせるか。
その演出のための装置としての舞台設定、そして話題選択を間違わないことが重要である。